「間違いないっ!」パソコンの選び方

ノートPCのメモリ増設・交換なんて誰にだってできる!

 つい数日前、筆者も新たにノートパソコンを友人から中古で購入しました。
 2年前のSONY VAIO Eシリーズですが、第一世代のCore i5を搭載し画面解像度もフルHDで申し分ありません。

 

 でも、メモリ容量が2GBで、ほとんどの人には必要十分なのですが、筆者の利用方法ではすぐに8割以上を使用してしまい、どうしても少ないのでメモリを8GBに変更する事にしました。
 交換ついでに、増設方法をご紹介致します。

 

メモリの種類を確認する

 まず注意すべきは、メモリの種類を間違えないこと。
 Core iシリーズのCPUであれば「DDR3」というメモリである必要があります。それ以外のCPUの場合、説明書などでメモリの種類を確認しておきましょう。

 

 DDR3の中にも「チップ規格」と「モジュール規格」の二つの規格があり、自分のパソコンがどの規格に対応しているのかを事前に確認して下さい。
 チップ規格はメモリの周波数を、モジュール規格はメモリの転送速度を表しています。

 

 一般的に「Core i●(3,5,7)-M○○○」と3桁の数字でモデルナンバーが付けられている第一世代Core iシリーズの場合、チップ規格は「DDR3-1066」モジュール規格は「PC3-8500」というメモリを使用します。
 「Core i●(3,5,7)-2○○○M」と4桁のモデルナンバーが付けられている第二世代Core iシリーズの場合、チップ規格は「DDR3-1333」モジュール規格は「PC3-10600」というメモリを使用します。

 

 自分のパソコンがCore iシリーズで、第一世代なのか第二世代なのか分からない場合、チップ規格「DDR3-1333」モジュール規格「PC3-10600」のメモリを選択しておけばどちらの世代でも使用できます。

 

まずはメモリをamazonで確認してみよう

 

Core iシリーズなら、「PC3-10600」のメモリを選択しておけば間違いはない

 ノートパソコンなので、間違ってもデスクトップ用を買わないように(;゚Д゚)!

 

出来れば同容量を2枚挿す方が速度的に有利なので、2枚セットを購入するか、今刺さっているメモリを確認し、1枚しか刺さっていない場合は同容量を購入して増設して下さい。

 

 まず、ノートをひっくり返してメモリスロットの蓋を開けます。
 機種により位置が違うのですが、だいたい8cm×5cmくらいの蓋で、ビス止めされています。

 

 このメモリスロットの蓋を開けると↓のように2枚もしくは1枚メモリが装着されています。
 赤丸で囲った所に爪があるので、手前のメモリから順に外します。

メモリは静電気に弱いので、直接手で触れる場合は家具やドアノブなどの金属製品に触れて静電気を逃がしてから触れて下さい。この簡単な作業を行わなかった場合、一発でメモリが壊れる事もあります。
また、金色の端子は触らないようにしましょう。

 爪を両側に開くと、メモリがピョコンと跳ね上がってきます。
 静電気に気を付けて、出来れば基盤の両端を持ってメモリを抜き取ります。

 

 あとは逆の手順で新しいメモリを差し込むだけ。
 切り欠きが一箇所あるので、入るようにしか入りません。
 奥まで押し込み、爪をしっかりはめ込みます。

 


 あとは蓋を閉めるだけで完了です。
 所要時間5分。超カンタンにメモリが8GBとなりました。

 

 少し前のノートをお持ちの方や、中古で購入した方、また費用の削減の為にメモリ容量を削った方・・・
 メモリの交換・増設はわずかな費用とわずかな時間で体感速度が向上する手軽で効果の大きなカスタマイズです。ぜひ挑戦してみて下さい。

 

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