パーソナルコンピュータ=個人用の汎用コンピュータ
パーソナルは「個人の」という意味です。
パーソナルコンピュータとは、個人向けの大きさ、性能、価格を特徴とした汎用的なコンピュータの事で、巨大で巨額な大型コンピュータしか無かった1972年に発表され、1974年から実際に使われるようになりました。
汎用という事は、何か一つの分野に特化した「専用の」物ではなく、使い方次第で何でもできるという意味です。パソコンは、命令さえすれば何でもやってくれますので、何の為の機械か、何に使うのかは人によって異なります。
また、インターネットと接続する事により、パソコンの可能性をさらに広げる事ができますので、パソコンには無限の可能性が秘められています。
デスクトップ、ノートブック、タブレット
机に設置し、滅多に動かさない「デスクトップ」
キーボードと液晶画面を一つにし、ノートのように持ち歩ける「ノートブック」
iPadなどに代表される「タブレット」
大きく分けて3タイプのパソコンが普及しています。
厳密に言えば、スマートフォンもパソコンの一種です。
このサイトで触れる「パソコン」とは、特に表記しない限りデスクトップパソコンとノートブックパソコンについて解説します。
パソコンの寿命、買い替え時期は?
パソコンには様々な部品が組み込まれ、動作しています。
部品一つ一つの寿命が異なりますので一概には言えませんが、24時間365日動作させ続けて20年以上動作し続けているものもあります。
しかしながら、コンピューターの世界は数ヶ月単位で新技術が開発される日進月歩のテクノロジーですので、3年も経てばそのパソコンは時代遅れの物になってしまいます。
ソフトウェアもそれに合わせて製作されますので、長く使っていると必ず不満が出てきて買い換えたくなってしまいます。
そして、いざ買い換えようと思っても、「次あの技術が搭載されたパソコンが出るから…」と待っていると、発売される頃にはさらに次の世代の技術が発表され、それまで待とうかどうしようか悩む事になります。
ですので、パソコンは携帯電話と同様で「買い換えたいと思った時が買い時」です。
パソコンの構成
パソコンは様々な部品で構成されていますが、大きく分けると10個の主要部品から構成されています。
- CPU
- マザーボード
- 電源
- メインメモリ
- ハードディスク
- 光学ドライブ
- ケース
- ディスプレイ
- キーボード
- マウス
普通に売られているパソコンは、これら主要部品を一つのセットにして組み立られた物です。
「パソコンを自作する」というのは、これらの主要部品を一つ一つ自分で選んで自分で組み立てる事によって自分だけのパソコンを作る事ですが、当然ながら知識と経験が必要になります。
特に赤字で記載した「CPU」「メインメモリ」「ハードディスク」の3つは、パソコンの性能を左右する重要部品であり、広告などにも記載されている為、しっかりと理解する事でパソコンの性能を知る事ができます。
これらは、三種の神器とも言える程パソコンを選ぶ上で最も重要な項目ですので、それぞれ専用ページで解説します。
「パソコン」ってなんだろう?関連ページ
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