「間違いないっ!」パソコンの選び方

「OS」ってなんだろう?

パソコンやスマートフォンを動かすための基本ソフト

 OSとは「Operating System」の略で、直訳すると「案内する仕組み」。
 キーボードやマウスなどから入力した情報をワープロや表計算、ゲームなどのアプリケーションに伝えたり、画面に表示したりする最も基本的なソフトウェアの事です。

 

 パソコン用のOSとして有名なのは、microsoft社の「Windows」シリーズ、apple社の「macOS」があります。
 モバイル機器用のOSはgoogle社の「android」、apple社の「iOS」、microsoft社の「windows」が有名です。

 

 使いやすくする為に全体的な表示デザインを設計したり、処理を簡略化したり、OSのバージョンや種類によって様々な特徴があります。

 

 アプリケーションソフトはOSごとに開発されるので、Windowsでは動くソフトもmacOSでは動かないというのが普通です。

 

 そのため、パソコンやスマホを購入する際には真っ先に「どのOSの機種にするか?」を検討するのが重要です。

 

パソコン用OS

windows(ウィンドウズ)

 米マイクロソフト社が1985年に開発した、最も流通しているOSです。
 1995年に発売された「Windows95」により爆発的に普及し、「Windows 98」「Windows me」「Windows XP」「Windows vista」「Windows 7」「Windows 8」と改良を重ね、現在は「Windows8.1」が最新版となっています。
 PC市場の9割のシェアを誇っています。

Mac OS

 1984年に米アップル社が開発し、同社製造のPCであるiMacやiBookに搭載されています。
 Mac製品にしか搭載されていないのでシェアは低いですが、「アップル教」とまで言われるアップル製品を愛して止まない一部熱狂的ユーザーからの支持が厚いのが特徴です。
 最近のMacPCはWindowsが動くようになったので、わざわざMacOSを使うのは写真や3Dクリエイターなどのグラフィック業界で重宝されています。

UNIX

 1969年にAT&T社が開発した無料のOS。
 一般的なパソコンに搭載される事はありませんが、多くのサーバーに使用されており、インターネットを構築する上で欠かせないOSとなっています。
 大学などの研究機関や政府・官公庁にも導入され、Linuxなどの派生OSも生まれ、「その道のプロ」に愛用されています。

 

スマートフォン用OS

android

 米google社が開発したスマートフォン、タブレット用のOS。Linuxを基礎としています。
 iPhone一色だったスマホ市場に風穴を開け、無料でカスタマイズも自由である事から様々なスマホメーカーに採用され、現在のシェアは世界的には8割を超えています。
 腕時計型やメガネ型端末にも採用されています。
 iOSとの最大の違いは、ウィジェットと呼ばれる機能で、画面上に時間や天気、通信料や歩数計などを画面上に常駐させておくことができます。

iOS

 米アップル社が開発したモバイル用OS。
 iPhone、iPad、iPod touch、Apple TVなどのアップル社の製品にだけ組み込まれています。
 自社製造の端末に自社製造のOSを組み込んでいるので、完成度が高いのが特徴です。

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